指定管理でV字回復の公立病院 榛原病院を地元テレビ番組が紹介
2026年(令和8年)09月14日 月曜日
指定管理でV字回復の公立病院 榛原病院を地元テレビ番組が紹介
徳洲会の応援する文化への感謝と継往開来の思いを話す森田院長(左)と八木千乃・看護部長

榛原総合病院(静岡県)が、指定管理者制度を活用して経営再建を果たした公立病院の好例として、地元のテレビ番組で紹介された。
同院は、地元の牧之原市と吉田町による組合が運営していたが、2000年代に入ると医師不足など、さまざまな理由で業績が次第に悪化。閉院寸前のなか10年に同制度を導入し、指定管理者となった当時の医療法人沖縄徳洲会(21年に医療法人徳洲会に統合)が運営するようになった。以来、黒字経営を継続。稼働病床は50床から308床、職員数も倍以上に増えた。
放映後、森田信敏院長は指定管理への移行当時を振り返り「職員の退職が続きましたが、再建の先頭に立っていた茂庭將彦院長(現・名誉院長)には以前からお世話になっており、恩に報いたいと考え私は残りました。ひとりで診療を担うことになりますが、整形外科医として力を試してみたいと高揚感を覚えました」と述懐。
「多くの方に支援いただき、今は明日の閉院を心配する職員はひとりもいません。恩に報いたい、力を試したいという思いは、世代が変わっても大切にしてほしい」と、継往開来の思いを次代へ託す。徳洲会グループでは同院を第1号として、現在、4病院を指定管理者として運営している。

