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徳洲会グループ “充実の福利厚生制度”一挙公開 安心して安全に働ける職場環境を追求

2026年(令和8年)06月29日 月曜日

徳洲会グループ “充実の福利厚生制度”一挙公開 安心して安全に働ける職場環境を追求

徳洲会グループは「職員が安心して働ける職場環境」の実現を目指し、独自の福利厚生制度を設けている。医療費還付制度や、全職員対象と個々の選択プランによる“2階建て”の充実した補償制度、さらには老後資金の備え、余暇支援など多岐にわたり、職員の家族が利用できるものもある。業務に集中できる環境を整え、より良い医療・介護・福祉の提供に努める。同制度の一部を紹介する。

「気軽にご相談ください」と徳洲会ベネフィットセンター職員(後列左から3人目が三木センター長、その右が赤木・副センター長)

グループの福利厚生制度のなかでも、特徴的なのが医療費還付制度。グループ施設で受診し、1カ月の自己負担が合計3,000円を超えた場合、その超過額が還付される。職員本人、配偶者、両親、子どもは全額、配偶者の両親、職員の祖父母・兄弟姉妹は超過額の3分の2が還付対象となる。一般診療以外に分娩費用や差額室料、介護サービスなども含まれる。また、職員と家族の健康管理をサポートする制度として、人間ドックは職員が35歳以上の場合、常勤・非常勤を問わず原則無料。常勤で35歳以上であれば、家族も原則1万1,000円で受診可能だ。

日々の生活や将来に対する“備え”、余暇支援に関する制度も充実。一般社団法人徳洲会の「徳洲会ベネフィットセンター」が運用し、大きく5つのカテゴリーに分かれる(表)。

「万一の備え」は、主に補償に関する制度。全職員が対象となるベース部分と、職員・家族を対象に任意の選択プランからなる“2階建て”の制度設計となり、病気(医療)やけが(傷害)、収入などを補償する。1階部分は原則、全職員を対象とし、医療補償では入院1日当たり2,000円、手術で最大2万円、死亡では最大500万円、傷害給付では入院・手術で同額、死亡で最大100万円が給付される。収入補償は就業不能になった場合、最大で月収の80%が18カ月間給付される。

職員を大切に思うメッセージ

この収入補償について、同センターの赤木学・副センター長は「“安心して働ける”制度の大きな目玉だと思っています」と強調。

「企業などを見ても、一般的に収入補償は健康保険組合から給付される傷病手当金(月収の3分の2程度)のみの場合が少なくありません。80%を補償するには十数%分を補塡するかたちとなり、それはグループが負担していることになります。制度を安定して運用するためにも、従業員の給与や年齢構成、休業者数の見込みなど、さまざまな要素から緻密に検討しなければなりませんが、当グループの規模を考えれば非常に複雑で、手間がかかります。それでも“全職員対象”としているのは、職員を大切に思うひとつのメッセージだと思います」と説明する。

他に、結婚・出産祝い金や供花料、災害見舞金などが給付される制度もある。

選択プランは、各補償制度の不足部分をカバーできる内容。割安な掛け金で、医療・傷害・収入補償のさらなる充実、がんや介護など新たな補償を上乗せすることが可能だ。

「団体保険」は、グループのスケールメリットを生かし、さまざまな保険に割安で加入できる制度。自動車保険では、大手3社の保険を19%(6月26日時点)という高い団体割引率で利用できる。給与控除での支払い、退職後の同割引率継続、さらに同センターに契約内容のチェックと最適な契約プランの提案を依頼することも可能だ。また、医師や看護師など各専門職対象の賠償責任保険も完備し、個人よりも割安で加入できる。

「老後資金」は企業型年金制度(確定拠出型年金制度)。月の給与のうち1,000~5万5,000円を掛け金に回すことができる。給与明細には「LD(ライフデザイン)手当」と記載され、住民税や所得税の対象外。運用の利息や利益は非課税となるなど、節税効果が期待できる。投資の側面もあるため、元本確保型の商品も用意。

「生活設計」は、ライフプランに関する無料相談サポートだ。

各種の“備え”から余暇支援まで

「余暇支援」は、“オフタイムの充実”をサポートする制度。外部サービスのベネフィットステーションと提携し、専用アプリに登録すれば140万件以上の各種サービスが、割引やポイント還元といった特典付きで利用できる。

「アプリに登録している職員は約1万2,000人ですが、2025年度の利用件数は6万2,000件。恐らく使っている人は何度も使っていると思われます。利用する際、基本的に割引適用されますので、使えば使うほどお得です。2親等以内のご家族も利用できるので、おすすめです」(赤木・副センター長)

各制度の利用者数は着実に増加。「保険料が割引となっているのが良い」(60代・女性職員)、「各メニューで選択肢が多いのが良い」(50代・男性職員)、「公私ともに安心して働ける」(40代・男性職員)、「ベネフィットステーションを家族で何度も利用している」(30代・女性職員)といった声が寄せられ好評だ。

「福利厚生は職員・ご家族に対する思いを具現化したものだと思います。多くの方に知ってもらってうまく利用していただき、職員皆さんのやりがい、働きがいにつながればと思います」と三木仁人センター長。「それが患者さんや利用者さんのためになると信じています」。

各制度のメニューや対象年齢、申し込み方法など詳細は、「徳洲会Web」または職員向けコミュニケーションアプリ「Chatis」内の福利厚生制度ポータルサイトで確認できる。

「仕事と育児の両立」支援 63病院が院内保育園を開設

徳洲会グループは福利厚生の一環として、多くの病院で院内保育園を開設している(グループ全体で計63病院)。職場のすぐ近くに子どもを預けられる環境を整備することで、出産後の「仕事と育児の両立」をサポートし、安心してキャリアを継続できるようにするためだ。医療従事者は日勤だけでなく、早出、遅出、夜勤、準夜勤など勤務形態はさまざま。そのため24時間対応の院内保育園も多い。勤務中、子どもが万が一、体調不良になっても、すぐに様子を見に行ける安心感がある。実際に「院内保育園があるため就職を希望した」といった声も多く、復職時の職場選びの決め手になっている。保育園の具体事例を紹介する。

「育児しながら働ける環境」 ──さくら保育園

園児を抱っこするさくら保育園の保育士と西川看護師(子どもを抱えた右から3人目)

「出産後、子どもが1歳を過ぎた頃に復職を考えました。『育児しながら働ける環境』が条件でしたので、24時間対応の院内保育園がある当院はぴったりの職場でした。おかげで、フルタイムで仕事を続けています」

こう話すのは大垣徳洲会病院(岐阜県)の西川茜看護師。同院の『さくら保育園』は職種問わず利用可能で、対象は生後6カ月から小学6年生まで。早朝・遅番保育に加え、お泊り保育(火曜以外)も実施。八百久美子・看護部長は「学級閉鎖や警報発令時など突発的な状況にも柔軟に対応しており、子育て中の職員が安心して働ける環境づくりにつながっています」とアピールする。

最優秀賞園賞を獲得 ──葉山なかよし保育園

園児と一緒に味噌づくりを楽しむ

葉山ハートセンター(神奈川県)の院内保育園「葉山なかよし保育園」(0~5歳、定員10人)は、運営会社タスク・フォースのコンテストで最優秀園賞を受賞した。同社が運営する全国の事業所内保育園約50施設中、事業所や保護者へのアンケートの結果、同園は最高満足度を獲得。味噌づくりや自家菜園での野菜づくりなど食育に力を入れており、こうした取り組みが好評を得た。

小林厚美チーフ(保育士)は「当園は病院職員や保護者さんの優しさに支えられています。その関係を継続させながら、安心・安全で楽しい園を運営していきます」と意気込みを語り、同賞の獲得に笑顔。

体操教室や英語教室が好評 ──かもめ園

2歳を対象にした体操教室の様子

湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の院内保育園「かもめ園」は0~5歳が対象で、週2回の夜間保育も行っている。

3~5歳は、提携した近隣の幼稚園で昼間の時間帯を過ごす「二重保育」に対応。1、2歳は、週1回外部講師を招き体操教室、英語教室を実施。体操教室では遊びながら全身を動かし体幹やバランス感覚を養い、英語教室ではアルファベットに親しむ。どちらも2年間継続的に行っていることが重要だ。

鹿野裕子係長(保育士)は「ベテラン職員の“経験に頼る保育”ではなく、職員が相互に語り合い、実践力を高め、子どもにふさわしい環境を皆で丁寧につくっています」と胸を張る。

早期職場復帰の一助 ──にこにこ園

園庭でのびのび遊ぶ園児たち

沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)の院内託児所「にこにこ園」では、生後2カ月から預かり、授乳期間中でも早期に職場復帰できる環境を整えているのが特徴だ。1歳児までを常時保育、未就学児の一時預かりにも対応し、急なシフト変更にも柔軟に対応。園内には園庭があり、園児たちは元気に外遊びを楽しんでいる。また、近くの神社や周辺の川へ散歩に行くなど、離島ならではの環境でのびのびと過ごせることも魅力的だ。

利用者は「預ける時間が他の保育園より融通が利き助かっています」と満足げ。

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