徳洲会体操クラブ 亀山が五輪出場決める あん馬のスペシャリスト悲願達成
2021.07.08
徳洲会体操クラブ
亀山が五輪出場決める
あん馬のスペシャリスト悲願達成
ドーハ大会決勝で美しい演技を見せる亀山。東京五輪も期待!(写真:新華社/アフロ)
徳洲会体操クラブの亀山耕平が東京五輪の日本代表に決まった。「個人枠」として、種目別のあん馬に出場する。
亀山は2018年から主戦場を海外に移し、各国を転戦する種目別ワールドカップ(W杯)で日本代表の座を狙っていた。W杯は個人総合と種目別とがあり、2年かけて世界各国で8大会行われる。このうち、種目別では点数が高い上位3大会のポイントを算出し、各種目トップの選手に当該国の代表選手として五輪出場権が付与される。ただし、同一国から複数の選手が代表になることはできない。
亀山は昨年延期されていたW杯の最終戦カタール・ドーハ大会(6月23~26日)に出場、最終的に1位となった。同大会には徳洲会の跳馬のスペシャリスト、米倉英信も出場。優勝したものの、最終的に跳馬でトップには届かず、主催者のFIG(国際体操連盟)から亀山が代表権を獲得したとの連絡が徳洲会体操クラブに届いた。
亀山は「日頃から支えてくださっている方々、またコロナ禍で奮闘されている医療・介護職の方々に心から感謝しています」と謝意を示し、「五輪に向け、まずは自分がやるべきことに集中します」と力強く語った。