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湘南藤沢病院 専門医の入職で乳腺・甲状腺診療体制が充実 | 徳洲会グループ

2020.11.4

湘南藤沢病院
専門医の入職で乳腺・甲状腺診療体制が充実

「患者さんが気軽に相談できる場所に」と長嶺部長「患者さんが気軽に相談できる場所に」と長嶺部長

湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)は今年度、乳腺・甲状腺領域の診療体制を強化した。4月1日付で長嶺信治・乳腺甲状腺外科部長が着任したことによるもの。

長嶺部長は沖縄県出身。医学部卒業後、外科専門医や乳腺専門医・指導医など複数の資格を取得し、これまで沖縄県内の病院に勤務。そうしたなかで今回、南部徳洲会病院(沖縄県)の赤崎満院長の強い後押しもあり、湘南藤沢病院に入職した。

乳腺・甲状腺のなかでも、長嶺部長が多くの実績を重ねてきたのが腫瘍に対する手術療法。とくに乳がんでは良性も含め今まで行った手術は約3000件に上る。

乳がん手術に臨む長嶺部長(左から2人目)乳がん手術に臨む長嶺部長(左から2人目)

湘南藤沢病院でも外来を行うかたわら乳がんの手術を約40件実施。すでに同院の昨年度1年間の乳がん手術件数を上回っている。「当院は内科医・病理医が複数在籍しているので、腫瘍に専念しやすい環境にあります。また、週1日は湘南厚木病院(神奈川県)、2週間に1回は南部病院で診療します」と長嶺部長。

今後は診療の充実はもちろん、人材の育成にも思いをはせる。「乳がん遺伝子検査を実施している婦人科や、病理診断医3人との連携強化など、院内の環境を生かすことはもちろん、今後は形成外科医との連携、さらに学会認定施設を取得して医師を育てる体制も考えています。これらを通じて社会に貢献していく考えです」と意気軒高だ。