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東上理事長 医療を受ける・提供する側双方に 最善の医療集団となる“礎”を築く

2026年(令和8年)06月08日 月曜日

東上理事長 医療を受ける・提供する側双方に 最善の医療集団となる“礎”を築く

「徳洲会の運命は徳洲会の手で開くしかありません」と東上理事長

東上震一理事長は今後の徳洲会グループについて講話を行った。概要を紹介する。まず、中国の三国時代、蜀の劉備が戦場を馬で駆け回らなくなったため、太ももに贅肉が付いたことを嘆いたという故事、「髀肉之嘆」を紹介。

さらにフランスのラ・ロシュフコーの「大らかさと見えるものは、じつは小利に目をくれず大利を狙う偽装した野心にしか過ぎないことが多い」という箴言を引き合いに出し、「人のためになる大利を求めた利他の心を偽装した野心と取るなら、それで結構と言いたい」と訴えた。

次に今回の診療報酬プラス改定は、医療を受ける側と提供する側にとって最善の医療集団になる礎を築くことができると評価。

徳洲会が達成すべき事項としては、①財務的礎として税引き前利益6%を確保(優良病院は10%以上、赤字病院は赤字幅半減)、許可病床を使いきり、外来患者数(リピーターも含む)と主要検査数などアップ、②医療の質の礎として大学病院本院に準じた診療機能を有する医療機関であるDPC特定病院群を現在の10病院から15病院へ、③基幹型臨床研修病院を現在の28病院から38病院へ、④老朽化した病院の建て替えを推進――を挙げた。

最後に「徳洲会の運命は徳洲会の手でしか開くことができない」と天祐自助を強調。数年のうちに徳洲会を社会医療法人化し、税制上の優遇措置を受けたとしても、ふくらむ資金需要にはさらなる対処が必要と説き、「清々しく、颯爽として、明朗に生き、そして稼ぐしかありません」と、あらためて医療を受ける側と提供する側にとって最善の医療集団に発展するための基礎づくりに邁進する決意を表した。

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