徳洲会 総合内科医・放射線科医コラボ 教育講演で困難症例を臨床推論 日本病院総合診療医学会学術総会
2026年(令和8年)05月18日 月曜日
徳洲会 総合内科医・放射線科医コラボ 教育講演で困難症例を臨床推論 日本病院総合診療医学会学術総会
教育講演を行った(右から)赤澤部長、田尻部長、西口部長
第32回日本病院総合診療医学会学術総会が長崎市で開催され、徳洲会の総合内科医師と放射線科医師のコラボレーションによる教育講演が好評を博した。
「病歴と画像からどう考える? 病院総合診療医と放射線科医の挑戦~臨床推論×イメージ・インタープリテーション・セッション~」をテーマに、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の赤澤賢一郎・総合内科部長が座長、同院の西口翔・総合内科部長と葉山ハートセンター(同)の田尻宏之・放射線科部長が演者として登壇。約50人の総合診療医らが詰めかけた。「読影専門医の不在時は、主治医自身で適切に画像を読み取り、病態を解釈する臨床能力が求められます。そこで、非専門医のスキルアップを目的に企画しました」と西口部長は語る。
前半は胸部CT画像の読影ポイントを田尻部長がレクチャー。「後半は、さまざまな表現型(症状や病態の現れ方)を示す診断困難症例として免疫グロブリンのIgG4関連疾患を取り上げ、クイズ形式で臨床推論を進める参加型の講演を行いました」と赤澤部長。初学者からベテランまで参考となるよう構成を工夫した。
田尻部長は「画像から所見を拾い正確な診断にたどり着くまでのプロセスを詳細かつ具体的に解説しました。画像診断の重要性や面白さを知っていただく良い機会になったのではないでしょうか」と振り返る。
今回、発表者側の端末画面と、受講者が見るスクリーンの画面を一元管理できる独自の発表ツールを使用。湘南鎌倉病院の具伊和之デジタルコミュニケーション室課長が開発した。同学術総会では湘南鎌倉病院から6演題、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)、湘南大磯病院(同)、大隅鹿屋病院(鹿児島県)から各1演題の発表もあった。

