羽生病院がアクアブレーション導入1年 開発医師の視察を受け入れ
2026年(令和8年)05月18日 月曜日
羽生病院がアクアブレーション導入1年 開発医師の視察を受け入れ
南部長(前列左から2人目)と視察に訪れたバーバー医師(その右)ら
南部長(左)のアクアブレーション治療に対しバーバー医師が助言
羽生総合病院(埼玉県)は、前立腺肥大症に対する新治療「アクアブレーション」導入から1年が経過、これに合わせ4月21日、同治療の開発に携わったフリマリー・ヘルスNHS財団信託のニール・バーバー医師の視察を受け入れた。アクアブレーションは、高圧の生理食塩水を用いて前立腺組織を精密に切除する低侵襲な手術法だ。
視察当日、南秀朗・泌尿器科部長はアクアブレーション2例とウロリフト(経尿道的前立腺つり上げ術)1例の手術を実施。バーバー医師は術中の南部長に対し、合併症リスクを低減しつつ治療効果を最大化するための止血テクニックなどを熱心に助言した。南部長は「世界的権威であるバーバー先生に手術を見ていただき、直接指導を受けられたことは非常に光栄。学んだ技術を還元し、地域医療のレベルアップに努めたい」と意欲を示した。
同院では導入から1年でアクアブレーション55例、ウロリフト39例と実績を積み上げている。バーバー医師は「南先生は日本におけるアクアブレーション治療の牽引役となる存在。成果を積極的に発信し、患者さんが最適な治療法を選択できる環境を整えてほしい」と期待を寄せた。同院は今後も最新治療を用い、地域に貢献していく構えだ。

