「目の健康を守る」テーマに 眞野・吹田病院副院長が特別医療講演
2026年(令和8年)05月04日 月曜日
「目の健康を守る」テーマに 眞野・吹田病院副院長が特別医療講演
「見え方に異常があれば眼科受診を」と眞野副院長
吹田徳洲会病院(大阪府)の眞野富也・副院長兼アイセンター長は、近隣の大和大学で「目の健康を守る」と題する特別医療講演を行った。地域の方々255人が参加した。特別医療講演は今回で3回目。
まず第1部では白内障の要因や治療法の説明、とくに眼内レンズの選択について詳しく解説した。白内障は糖尿病やアトピー性皮膚炎などがリスク因子だが、最大の要因は加齢で、「気付いていない方も含め、70代の70%以上が白内障に罹患していると考えられます」と眞野副院長は警告。今後予想される東南海地震などの災害時、裸眼で避難できる視力を確保することが命を守るうえでもきわめて重要と訴えた。
第2部では近視の視力矯正法について、眼内レンズ(ICL)と近視手術レーシック(LASIK)を紹介。ICLは強度近視にも適応はあるが、眼内の手術であるがゆえの眼内炎のリスク、また長期経過で緑内障・白内障の発生リスクもあり、術後の定期検診が必要になると解説。
一方のLASIKは感染症リスクこそ少ないものの、強度近視には対応しておらず、また40代以降や角膜が薄い人にも適応がない。ICLとLASIKのどちらが良いというわけではなく、それぞれの利点・欠点を考慮し、その人に適した方法を選択することがポイントと説いた。

