湘南鎌倉病院が特定臨床研究スタート がん細胞を選択的にたたくBNCT
2026年(令和8年)04月06日 月曜日
湘南鎌倉病院が特定臨床研究スタート がん細胞を選択的にたたくBNCT
4月に治療開始したBNCTを紹介する小林院長(右)と柴部長
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の小林修三院長と柴慎太郎・放射線腫瘍科部長は、4月に同院が開始したBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)を紹介した。BNCTは、がん細胞に取り込まれやすいホウ素薬剤を投与後、中性子線を照射し細胞内で核反応を起こすことで、正常細胞への影響を抑えながら、がん細胞内で選択的に細胞障害を生じさせる治療法。
はじめに小林院長が登壇し、4月1日開始の特定臨床研究と、5月1日から開始予定の自由診療のふたつの枠組みで治療を行うと説明。また「BNCTはピンポイントに、がん細胞のみを選択的にたたき、生物学的効果比がX線の約4倍と高く、原則1回の照射で治療が完了します」と特徴を語った。
柴部長はBNCT治療の原理や歴史を解説したうえで、同院の治療装置を紹介。続けて、特定臨床研究の対象となる患者さんの条件を示し、「放射線抵抗性腫瘍に対しても効果が期待でき、正常細胞へのダメージが少ないため放射線治療後の再発病変に対してもBNCTでは再照射が可能です」などアピールした。
【BNCTサポートデスクTEL:0467-46-9916、平日午前9時~午後5時】

