令和6年能登半島地震 避難所支援を中心に TMATが活動継続
令和6年能登半島地震
避難所支援を中心に
TMATが活動継続
避難者の不安を軽減するよう懸命に支援
【続報】令和6年能登半島地震発生から2週間以上が経過。NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は発災直後からリレー形式で隊員を派遣し、現在も活動拠点の「輪島市ふれあい健康センター」で避難所の運営支援を中心に活動を継続している。
13日夕方には本隊第2陣の浦部優子医師、山形徳洲会病院の栗原綾子・看護師長、武蔵野徳洲会病院(東京都)の原田生代美看護師、出雲徳洲会病院(島根県)の齊藤巧看護師、古河総合病院(茨城県)の加藤恭平薬剤師、生駒市立病院(奈良県)の関根龍晟・救急救命士が合流。
14日に活動を開始し、先に現地入りしていた本隊臨時チーム(宇治徳洲会病院スタッフで編成)とともに、診療や介助、ADL(日常生活動作)や持参薬の確認など避難者への対応をはじめ、施設内のゾーニング(区分け)など環境整備などに尽力。DMAT(国の災害派遣医療チーム)やDPAT(災害派遣精神医療チーム)、歯科医師会や薬剤師会、都庁職員など、外部の支援者との連携も継続中だ。
さらに、現地はいまだアクセスが悪く物資の調達もままならないため、TMAT事務局は看護師中心の臨時本隊チームを派遣。15日に湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の髙木慶太看護師、宇和島徳洲会病院(愛媛県)の松本司看護師、四街道徳洲会病院(千葉県)の櫻井佳南看護師、池田美希看護師、渡邉敏行・総務課職員が合流し、水や食料、医薬品、医療材料などを補給するとともに、現地支援活動を開始した。同事務局では本隊第5陣までの派遣メンバーを決定している。
能登半島地震の被災者支援 クラファンを実施中!!!
TMATは令和6年能登半島地震の被災者への緊急医療支援を行っており、これまでに先遣隊4チーム、本隊3チームの合計39人を派遣、今後も継続して災害医療活動を実施していく予定です。
現在、活動に必要な医療物資などの購入費用、隊員の現地までの移動費用や現地滞在費用、被災地への物資支援などに対する寄付金を募集しています。ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。