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スポーツ整形センター 軽傷から手術症例まで対応 湘南藤沢病院が開設

2023.05.16

スポーツ整形センター
軽傷から手術症例まで対応
湘南藤沢病院が開設

左から明田医師、橋本センター長、髙森医師

湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)スポーツ整形センターが注目を集めている。同センターでは捻挫など軽いけがから、骨折や肩の脱臼、腱板断裂、膝やひじの靱帯損傷など手術が必要な疾患まで対応。同院がある藤沢市内はサッカーやマリンスポーツなどが盛んな一方、スポーツ整形を専門とする医療機関が少ないことから昨年9月に開設した。

開設にともない関節鏡(四肢の関節に用いる内視鏡)を導入。橋本拓・整形外科医長兼同センター長は「低侵襲で痛みも少ないため、競技への早期復帰に有用です」とアピールする。これまでに肩の腱板断裂、膝やひじの靱帯損傷の手術で使用している。

さらに2023ラグビーワールドカップ日本代表チームドクターでもある髙森草平医師と、プロ野球横浜DeNAベイスターズチームドクターも務める明田真樹医師らスポーツ整形に長けた医師も診療に参加。髙森医師は「痛みの根本原因はどこかを丁寧に診察します」と強調。明田医師は「スポーツで、けがをした方であれば、プロ・アマチュア問わずどなたでも気軽に来てください」と呼びかける。

今年4月からは週2回の夕方診療(午後5~7時)に合わせて、外来リハビリテーションの時間も延長。「部活動の後や仕事終わりの方でも通える体制を整えていきます」と橋本センター長は意気込みを見せる。

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