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神戸病院 お産の質向上に尽力 レディース病棟1周年

2023.03.01

神戸病院
お産の質向上に尽力
レディース病棟1周年

レディース病棟の(左から)梶谷副主任、石田部長、橋元助産師

2021年10月にオープンした神戸徳洲会病院のレディース病棟が1周年を迎え、お産のさらなる質向上に向け尽力している。昨年10月に石田剛・周産期センター副センター長兼産婦人科部長が入職。新たな常勤医師を確保するとともに、泉井雅史・周産期センター長兼小児科部長と連携して院内で新生児蘇生法講習会を開くなど、同病棟の看護師や助産師の教育にも注力している。

「当院には安全にお産できる環境がそろっており、また病棟では多職種カンファレンスを週1回開き、妊婦さん一人ひとりに合わせたお産を心がけています。この1年間で築いてきた体制を一層高め、チーム医療を推進していきたいと思います」と意欲を見せる石田部長。同時期に入職した橋元美希助産師は「院内の風通しが良く、多職種連携がしやすい環境です。当院には37年の歴史があり、親子二世代にわたり通院されている方もいます。子どもの頃から通っている方にも、当院でお産をしていただけたらうれしいです」と呼びかける。

同病棟は2年目に入り、「広報活動の強化」と、お母さんの心身のケアや育児不安の解消を目的とする「産後ケアの充実」を目標に掲げる。梶谷千春・看護副主任は「産後ケアは入院だけでなく、ニーズに合わせて在宅への訪問も視野に入れていきます」と展望を示す。同院は2025年に予定している新築移転に向け、女性の一生をサポートできる病棟を運営し、地域医療への貢献を目指す。

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