徳洲会泌尿器・ロボティクスチーム/部会 病院垣根超え情報共有 初対面で第2回を開催
2023.03.01
徳洲会泌尿器・ロボティクスチーム/部会
病院垣根超え情報共有 初対面で第2回を開催
徳洲会泌尿器・ロボティクスチーム/部会(TURA)は、兵庫県で第2回会合を開いた。初の対面形式となり、全国からの参加者は病院の垣根を超えた情報共有を積極的に行った。
桶川院長(前列中央)を中心に参加者が情報共有
冒頭、部会長である武蔵野徳洲会病院(東京都)の桶川隆嗣院長が「徳洲会グループ全体で学術的な研鑽を推進しています。当部会でも多くの同志と知識や経験を共有していきましょう」と挨拶。部会のホームページを開設したことも報告した。
まず、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の吉村一良ロボット手術センター長が「ロボット支援手術導入10年、当院の歩み」と題し講演。世界での実績などを紹介した後、自院でダヴィンチを導入した2012年5月以降の症例数推移や疾患ごとの術式の工夫などを解説した。
続く施設発表では、「ダヴィンチ」に関し岸和田徳洲会病院(大阪府)の西畑雅也・泌尿器科部長兼ロボット手術センター長、吹田徳洲会病院(同)の中山治郎・泌尿器科部長、中部徳洲会病院(沖縄県)の大城吉則・院長兼泌尿器科部長、「hinotori」に関し南部徳洲会病院(同)の向山秀樹・副院長兼泌尿器科主任部長、桶川院長がそれぞれ自院での取り組みを報告。
最後に、副部会長の大城院長が今後の活動として、徳洲会グループの手術データの集積と術前評価や術後フォローアップの共通化、TURAホームページで「泌尿器科の病気」解説ページの作成を提案した。