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研修医のスキル向上目指す 動画視聴システム運用開始 徳洲会研修委員会

2023.01.24

研修医のスキル向上目指す
動画視聴システム運用開始
徳洲会研修委員会

Summitの画面。レクチャーは1時間程度が多い

徳洲会研修委員会は研修医向け学術フォーラム「Summit」(動画視聴システム)の運用を開始した。Summitには主に研修医向けの教育関連動画をアップしており、オンラインで視聴する。「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」、「血液ガスの解釈」、「せん妄」など臨床に関するレクチャー動画や、徳洲会オンライン勉強会(MKSAP)のアーカイブ動画などを収載。動画に関連した資料もSummit上で見ることができ、講義内容についてコメントやメッセージも投稿できる。

一般社団法人徳洲会医師人事室の常田ひろみ係長(徳洲会研修委員会事務局担当)は「医療倫理など必修の研修は既存のe-Learningシステムを活用し、Summitは臨床現場寄りの内容にしています。他の診療科の治療法や最新情報を知る機会にもなり、全国展開している徳洲会グループの知識・技術を学ぶ場として活用できます」と説明。

視聴には登録が必要。専攻医や指導医、看護師、コメディカルなどもアカウント登録をすれば視聴できる。常田係長は「現在、約30本の動画がありますが、徳洲会病院の職員であれば、動画の投稿も可能です。自院の取り組みや専門としている領域について、ぜひ投稿していただき、研修医のスキル向上をグループ全体でサポートしていきましょう」と呼びかけている。

現在、徳洲会グループ全体で約320人の初期研修医が研鑽を重ねている。

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