お知らせ

TMATが国内災害医療 支援トレーニングコース 福岡病院と成田富里病院で開催

2022.06.30

TMATが国内災害医療
支援トレーニングコース
福岡病院と成田富里病院で開催

終了後、修了証とともに手渡されたオリジナルTシャツを着て記念撮影

NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は5月8日に第24回、同月22日に第25回国内災害医療支援トレーニングコースを開催した。同コースはTMAT隊員として国内で災害医療支援活動を行うのに必要な知識を身に付けるためのプログラム。講義やグループワークを通じ災害やTMATの活動などを学ぶ。

第24回は福岡徳洲会病院で行い、同院と大隅鹿屋病院(鹿児島県)から合計19人が参加した。福岡病院の坂元孝光・消化器内科部長兼総合診療科部長と鈴木裕之・救急センター長らが講師を務め、実際にTMAT隊員として支援活動を行った「令和2年7月豪雨」で被災した熊本県でのエピソードなどを交えながらポイントを解説した。

受講した町田崇専攻医は「具体的なイメージができ、今すぐにでも活動したいと思いました」と吐露。大隅鹿屋病院の山内陽夏看護師も「災害医療支援活動に興味があり参加しました。災害医療の特殊性などを学ぶことができ良かったです」と満足気。

第25回は成田富里徳洲会病院(千葉県)で実施。講師は湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の髙力俊策院長、成田富里病院の村山弘之副院長らが務めた。同院を含め関東の徳洲会6病院から合計30人が参加し、施設の枠を越え交流を深めた。

ページの先頭へ