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臨床に役立ち世界にも発信 英語論文執筆・投稿を推奨 嶌田・庄内余目病院部長

2022.06.08

臨床に役立ち世界にも発信
英語論文執筆・投稿を推奨
嶌田・庄内余目病院部長

「英語論文執筆は臨床医として大切なことが身に付きます」と嶌田部長

庄内余目病院(山形県)の嶌田泰之・心臓血管外科部長は同院で2カ月間の地域医療研修を行う初期研修医に対し、英語論文の執筆、投稿を推奨している。研修中に経験した症例で医学研究として意義のある症例に関し、日本農村医学会の公式ジャーナル『Journal of Rural Medicine』にCase Repot(症例報告)の投稿を呼びかけている。

嶌田部長は「農村地域は第一次産業の従事者が多く、生活スタイルに配慮した治療法が求められます。診療の参考になる症例を報告するのは我々の責務です。論文の作成過程で、さまざまな情報を整理し論理的に考察するスキルが身に付き、要点を的確に伝えるトレーニングになり、臨床に役立ちます。また英語論文とすることで世界に向け発信できます」と強調する。

興味をもった研修医には、文献整理ソフトの使い方からテーマ設定、何をどう強調するかなどについてアドバイス。これまでに2人の研修医が計3本の論文を投稿、掲載された。嶌田部長自身、30歳頃に3年間、英国で基礎研究に打ち込み、論文作成のノウハウを身に付けた。「一文一文を大切にして細部まで意識し、見た目の美しさにもこだわる姿勢」を養ったという。今後も後進の育成に力を入れていく。

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