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高橋・吹田病院副院長が大会長 診療科の枠越え研鑽 日本冠疾患学会学術集会

2022.01.26

高橋・吹田病院副院長が大会長
診療科の枠越え研鑽
日本冠疾患学会学術集会

第35回日本冠疾患学会学術集会がオンラインで開かれ、吹田徳洲会病院(大阪府)の高橋俊樹副院長(心臓血管外科)が大会長を務めた。テーマは「徹底的に冠動脈疾患を探求する」。同集会は2月28日までオンデマンド配信中。

「診療科、職種の枠を越え情報交流できます」と高橋副院長 2月28日までオンデマンド配信中

日本冠疾患学会は循環器内科と心臓血管外科を中心に、診療科の枠を越えて研鑽(けんさん)するのが特徴。大会長も内科系と外科系からそれぞれ選出され、高橋副院長は外科系の大会長を務めた。今回の学術集会は新型コロナの影響により完全オンライン開催となった。ディスカッションを盛り上げるために、シンポジウムに加え一般演題でも内科系・外科系の座長2人体制を取り、かつシンポジウムでは外科系ビデオシンポジウムも含めて内科系・外科系それぞれ2人ずつコメンテーターを据えた。

徳洲会からはシンポジウムのコメンテーターとして、「AMI(急性心筋梗塞)の急性期治療をどうすべきか」で名古屋徳洲会総合病院の大橋壯樹総長、「心房細動を合併する冠動脈疾患の治療戦略」で羽生総合病院(埼玉県)の新田隆・循環器統括顧問が務めた。また、シンポジウム「CABG(冠動脈バイパス術)&PCI(経皮的冠動脈形成術)ハイブリッド血行再建のあり方」で、千葉西総合病院の中村喜次・心臓血管外科主任部長が「ハイブリッド冠血行再建の今後の展望」と題し講演。一般演題では岸和田徳洲会病院(大阪府)の降矢温一・心臓血管外科部長が「心室中隔穿(せんこう)孔手術成績向上を目指して」をテーマに発表した。

高橋副院長は「シンポジウムでは『医師の働き方改革』などホットな話題も取り上げています。また、コメディカルのための教育講演やシンポジウムも盛り上がりました。ぜひご覧ください」とアピールする。

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