中部・福岡・岸和田徳洲会病院 新型コロナ対応に感謝! 愛媛県の高校書道部が書を寄贈
2021.12.16
中部・福岡・岸和田徳洲会病院
新型コロナ対応に感謝!
愛媛県の高校書道部が書を寄贈
各病院で寄贈された書を掲示(写真左から中部徳洲会病院、福岡病院、岸和田病院)
中部徳洲会病院(沖縄県)、福岡徳洲会病院、岸和田徳洲会病院(大阪府)は、それぞれ愛媛県の高校生から書の寄贈を受けた。いずれも新型コロナに最前線で対応する医療従事者への感謝を大きな紙に揮毫したもので、中部徳洲会病院への書は県立川之江高等学校書道部、福岡病院と岸和田病院への書は県立三島高等学校書道部が手がけた。3病院は「とても励みになります」と謝意を示し、職員通路やエントランスホールに掲示している。
きっかけは、全国の高校書道部が音楽に合わせ巨大用紙に大書し競い合う「全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会」(書道パフォーマンス甲子園)。毎回、愛媛県四国中央市で開かれるが、昨年はコロナ禍で中止となり、それを知った宇和島徳洲会病院(愛媛県)が新型コロナに対応しているグループ病院への激励と書道部の活動機会確保から、書道パフォーマンス甲子園の実行委員会事務局に相談、同市内にある両校の紹介を受けた。
「コロナで発表の場を失った部員の皆さんと、医療機関との“架け橋”になりたい思いで、お願いしました」と宇和島病院の木ノ脇富男・事務係長。「書から伝わる力強いメッセージに、私自身、勇気をいただきました」と笑顔をのぞかせていた。