徳洲会体操クラブ 米倉が跳馬で世界2位! 世界体操競技選手権2021
2021.11.02
徳洲会体操クラブ
米倉が跳馬で世界2位!
世界体操競技選手権2021
銀メダルを掲げる米倉(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)ダイナミックな演技で世界を魅了(写真:AFP/アフロ)
徳洲会体操クラブの米倉英信は、第50回世界体操競技選手権大会(福岡県)に出場し、男子種目別の跳馬で銀メダルを獲得した。同大会は10年ぶりに日本で開催され、米倉は初めて出場した。
予選では、1本目に自身の名が付く「ヨネクラ」(伸身カサマツ2回半ひねり)で14.933点、2本目に「ヨー2」(前転跳び前方伸身宙返り2回半ひねり)で14.633点をたたき出し、平均14.783点の4位で通過した。
決勝でも同じ演技構成で臨み、いずれも予選を上回る高得点をマーク。とくに1本目は決勝に進んだ8選手のうち2人しか出せなかった15点台を記録した。平均14.866点を出したものの、トップのカルロス・ユーロ選手(フィリピン)に0.05点及ばなかった。それでも米倉は「攻めの演技ができました」と清々しい表情。「両親も『やりきったね』と喜んでくれました」と胸を張った。
佐野友治コーチも「予選2日前の練習から調子をどんどん上げ、力は出せたと思います」と振り返った。米田功監督は「思いきりの良い米倉のもち味が最大限出た演技でした」と評価。「東京五輪に出場した当クラブの北園丈琉や亀山耕平を含め、世界の舞台を経験した選手は、当クラブの他の選手に良い影響を与えてくれます。さらにチームの力が高まるでしょう」と期待を寄せた。