葉山ハートセンター 田中院長が五輪 聖火イベントに
2021.07.27
葉山ハートセンター
田中院長が五輪 聖火イベントに
トーチキスを行い、ポーズを決める田中院長
葉山ハートセンター(神奈川県)の田中江里院長は6月28日、東京2020五輪聖火リレーの点火セレモニーに参加した。同県は6月28~30日に予定していた公道での聖火リレーを中止。代わりに聖火を受け渡すトーチキスを実施した。
田中院長は藤沢市内の特設ステージで聖火を受け取ると、左膝をつき力強くトーチを天に掲げるポーズを決めた。
高齢者の方々など東京五輪を楽しみにしていたことから、コロナ禍前の一昨年、聖火ランナーに応募し見事当選。しかし、その後、状況が一変した。「聖火リレーの中止は無念です。コロナは多くの方々の希望をこうして奪ってきたのだと実感しました」と田中院長。一方で「屋外とはいえマスクをはずす場面のあるセレモニーへの参加は、医療従事者として複雑な思いもありました」と吐露する。
葉山町はセーリング競技英国代表のホストタウンとなっている。同センターは事前合宿の間、医療面をサポートする提携を結んだ。