宇治病院 産婦人科が食事など改善 サービス向上に腐心
2021.06.16
宇治病院 産婦人科が食事など改善
サービス向上に腐心
妊産婦さんから好評のスペシャルディナーの一例
宇治徳洲会病院(京都府)産婦人科は妊産婦さん向けのサービス向上に取り組んでいる。入院中の食事を豪華にしたり、ニューボーンフォト(新生児の写真)のプレゼントや写真・動画共有SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)であるインスタグラムを通じた情報発信を行ったりするなど、サービス向上に積極的だ。今後は病室の改装工事を予定しており、さらに快適な環境の整備を進めていく。
谷山淑子・看護師長は「産婦人科病棟のスタッフの意見をもとに、栄養科と共同し、火曜と金曜にスペシャルディナーの提供を始めました。妊産婦さんからは『見た目も豪華で、とても美味しい』と好評です。『ここで産んで良かった』と思っていただけるよう、これからも快適な環境を整えていきたいです」とアピールする。
希望する妊産婦さんにニューボーンフォトをプレゼントする取り組みもスタート。3月上旬にはインスタグラムを開設し、母親から承諾を得た赤ちゃんの写真や食事の写真、お知らせなど情報発信にも努めている。
「当院を知っていただくきっかけになればと思い開設しました。自分のお子さんの写真が掲載された産婦さんらからフォローいただいています」(谷山・看護師長)と反響は大きい。