徳洲会グループ 料理コンテスト 大阪・九州編 初優勝の八尾・連覇の福岡 "日常"意識したメニュー
2021.06.01
徳洲会グループ 料理コンテスト
大阪・九州編 初優勝の八尾・連覇の福岡
"日常"意識したメニュー
八尾病院は、ご飯、豆腐ハンバーグとアカウオの胡麻味噌田楽、カボチャ饅頭のカニ餡かけ、豚しゃぶのポン酢ジュレ、素麺の小田巻蒸し風 惜しくも2位の山川病院は赤飯、天ぷら盛り合わせ、煮しめ、卵焼き、果物、大根と人参の甘酢和え
大阪、九州ブロックともに季節を意識したメニューが多く見られるなか、優勝したのは“日常”を意識した献立だった。大阪ブロックは「普段使いの食材でハレの日ごはん」をコンセプトにした八尾徳洲会総合病院が優勝。2位の岸和田徳洲会病院に20点以上の大差を付けた。岸和田病院は秋祭り、3位の野崎徳洲会病院は節句をコンセプトにしたメニューだった。
八尾病院の小山洋史・栄養科室長(管理栄養士)は「豆腐とアカウオなど、一見ミスマッチに思える食材を一皿の料理にするなど、調理師の工夫が認められてうれしいです」。
九州ブロックでは福岡徳洲会病院が昨年に続き優勝した。同院は「病院で食べられるカフェランチ」をコンセプトに、十六穀米のチキンカレーなどを用いたレシピを考案。栄養管理室の髙橋雅子室長は「部署を挙げて喜んでいます」と声を弾ませた。2位の山川病院(鹿児島県)は秋が旬の食材を使った天ぷら御膳、敢闘賞にはクリスマスを意識した二日市徳洲会病院(福岡県)が選ばれた。