山本・東京西病院センター長 杏林大でアドバイス 経口胆道鏡を用い結石治療
2021.05.14
山本・東京西病院センター長 杏林大でアドバイス
経口胆道鏡を用い結石治療
初症例をサポートした山本センター長(右)。その左が土岐講師
東京西徳洲会病院の山本龍一・内視鏡センター長(肝胆膵(すい)内科部長兼消化器病センター長)は、杏林大学医学部付属病院で経口胆道鏡下の電気水圧衝撃波結石破砕術と内視鏡的結石除去術についてアドバイスした。経口胆道鏡を導入し初めて治療を行うにあたり、機器は異なるものの同じ経口型の胆道鏡「スパイグラスDS」で結石治療を行っている山本センター長を同大が招聘(しょうへい)した。
山本センター長は3月16日の初症例に立ち合い、術者の土岐真朗・消化器内科講師に胆道鏡の挿入や結石の破砕など治療のポイントを提示。結石が大きく難しいケースだったことや初症例で慎重に行ったため時間を要したが、無事に終えた。
「当院や杏林大などが位置する多摩地区では、5年前から年に1回、多摩地区胆膵疾患連携カンファレンスを開き地域の医療機関が交流しています。筆頭世話人が土岐先生で、その関係がベースとなり、今回スムーズに連携できました」と山本センター長。「今後も、お互いに協力し合って地域医療の底上げをしていきたいです」と意欲を見せる。