小児 二次救命処置法学ぶ PALSプロバイダーコース 札幌病院が開催
2021.03.02
小児 二次救命処置法学ぶ
PALSプロバイダーコース 札幌病院が開催
初期研修医や看護師など12人が感染対策を徹底したうえで受講
同コースは小児の心停止を未然に防ぐ介入から、重症の疾患や外傷のある小児に対する治療の質の向上と予後の改善など、小児急変対応を学ぶのが目的。体系化された評価手順とアルゴリズムを用い、できるだけ簡便な方法で小児に迫った緊急度を判断、小児科専門医に引き継ぐまでの安定化を行う方法をトレーニングする。
コースでは受講者を2グループに分け、医療用マネキンとシミュレーションコンピュータを用いた実践形式の訓練を中心に行い、合間に講義をはさむ形で進めた。
初期研修医や看護師など12人が感染対策を徹底したうえで受講
受講者からは「これまで緊急時には上級医の言われるまま動いていたが、研修を受け、自分で状況を判断して治療できる力が付いたと思います」、「現場で経験したことのない症例でトレーニングでき、勉強になりました」、「疑問点などすぐに応えていただき、学びにつながりました」など感想が聞かれた。